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タキオングリームのブログ

『朝会』と『夕会』って?

2022-09-14
少しずつ秋らしくなってきましたね。

今回は、グリームで毎日行っている『朝会』と『夕会』についてご紹介します。

まず、『朝会』ですが、これは皆さんが出勤された後、作業開始前に行います。
朝会では、1日の予定(欠勤者や作業内容、学習や会議の予定など)の確認、その日の作業に対しての目標設定を行います。
活動に入る前に予定を確認することで、作業や1日の見通しをもちやすくするのも朝会の目的です。
また、当日行う作業の目標決めも行います。個人で行う作業の場合はそれぞれ決めてもらいますが、グループ全体で行う作業(シール貼り作業やパイプ導線作業など)の目標決めでは、グループで話し合って決めてもらっています。
基本的にはグループの皆さんで決めていただきたいので、支援者は見守りの姿勢です。
始めのころは言い方が一方的になってしまっていましたが、少しずつ他の利用者さんの意見も聞けるようになってきました。

『夕会』は、1日の活動の最後の時間に行います。
ここでは、1日の目標に対しての振り返り、翌日の予定、翌日何の作業を行うかを決めています。
振り返りでは、朝会でたてた目標について振り返りをします。自分でたてた目標、皆でたてた目標が達成できると、皆さんとても嬉しそうです。
振り返りの後は、翌日の予定の確認、担当する作業を決めます。
こちらで決めることはせず、作業状況を説明したうえで利用者さんたちにどの作業を行うか話し合って決めてもらっています。
作業について尋ねると、「今日ウィッグの仕事が入ってきたから…明日はシール貼りどうですか?」「パイプがいっぱいなので、午後にパイプ導線はどうですか」など利用者さんから色んな意見が出てきます。
意見が合わない、割れてしまうこともありますが、そのようなときは「どうして午後がいいと思ったんですか?」などと質問し、相手から説明してもらうことで納得できることもあります。

まだまだ職員の介入も必要ですが、『作業への意欲をもつ姿勢』を身につけたり、『自分の意見を相手に伝えること』を学ぶ機会にしていきたいと考えています。

(2年ぶりに実家に帰省ができたHでした)

細い導線作業をご紹介!

2022-08-29
8月も後半となり、9月へ近づいています!
しかし、残暑が続いており、セミの声もよく聞こえています。
その中でもご利用者の皆さんは様々な作業をしております!
 
今回、細い導線作業について紹介したいと思います!
細い導線の作業工程は4つあります。
(1)長い細い銅線を5cm程度に切る。
(2)切った後は作業しやすいように細い導線を30本ずつ紙コップに入れる。
(3)ワイヤーストリッパーで外側のゴムの部分を切る。
(4)ゴムから出ている細い導線をペンチで引き抜く。
これらの工程を経て、銅色や銀色の導線がオリコンと呼ばれる箱に溜まっていきます。

中にはさらに細い銅線やイヤホンジャックがついている導線もあるのですが、ご利用者の皆さんが気づいて職員に報告してくれます。
私もご利用者の皆さんのように広い視野で作業に取り組めるようにしていきたいです!

(中華料理が大好きなSでした♪)

パイプ銅線、がんばっています♪

2022-08-12
皆さん、こんにちは。夏本番といった様子で、毎日とっても暑いですね。
熱中症に気を付けて、今年の夏も乗り切っていきたいですね!
 
さて、今回はグリームで作業を行っている、パイプ銅線についてお話をさせて頂きたいと思います。パイプ銅線はエアコンの排管で、長い状態で納品されます。その状態から、利用者の皆さんが鉄ばさみでカットをし、写真のように短い状態になります。最後はこの白い筒状のスポンジから銅線を抜き取り、作業終了です。
 
パイプ銅線を抜き取る際には、怪我防止のため、作業着を着て作業を行います。この時期は涼しい部屋にいても汗が出るほど暑くなります!でも、他のグループの方がパイプ銅線を始めると「明日は僕たちもパイプ銅線やってもいいですか?」と相談する声も聞かれます。皆さんとっても頑張って仕事をしています♪作業中は手順を踏んで報告をしてもらうことで、報告の支援にも役立てています。
 
これからも皆さんの頑張っている作業について、ブログで紹介していきます!よろしくお願いします!
 
(きゅうりの次はカブを育てているIでした)

ウィッグメンテナンス作業について

2022-07-28
少しずつ、暑さも厳しくなってきましたね。
そんな中、タキオングリームでは7月より、ウィッグメンテナンスの作業が再開しました。
今回は、ウィッグメンテナンス作業の中の『シール貼り作業』についてご紹介します。
 
シール貼り作業とは、箱台紙に2種類のシールを貼っていく作業です。
二人一組のペアで作業をしています。
作業の前に、グループ全員で話し合いをし、目標建てをしてから作業に入ります。目標建てを行うことには、作業意欲を高めたり、見通しをもって作業を進めてもらいたいという目的があります。
 
1回の作業で貼るシールの枚数は、だいたい1000~1500枚です。
そうなると、量も多く、なかなか作業量をイメージすることが難しいですよね。
そこで、目標チェックシートをつくり、作業が終わるごとに自分たちでチェックを付けていく、というやり方を取り入れています。
チェック欄の分だけ作業することがわかり、自分たちでチェックすることで作業の進捗も意識できるようになり、利用者さん同士で「あと〇〇個ですよ」と声を掛け合ったり、「もうこんなにできてる」「目標達成だ!」などと意欲的に取り組んでおられます。
 
今後も皆さんが作業しやすいような環境や方法を考えていきたいと思っています。

(セミが怖くて仕方がないHでした)

利用者と一緒に作業治具を作成!!

2022-07-14
リサイクル作業の一環でコイルの巻き取り作業があります。また、「コイル」といっても色々な形、作業方法があります。そのため、ご利用者へ作業提供する前は職員が実際に作業を行い、どの作業方法が良いか検討しながら進めています。
そんな中、1人のご利用者が作業中に「作業し易い方法を見つけたぞ!」と嬉しそうに報告してくれました!そして、なんとその治具は他のご利用者にとっても使い易い治具であり、職員も驚くものでした。その治具は一切費用を掛けず、作業の中で出た部品を上手く組み合わせて作っています。
結果、ご利用者は「巻かれた糸を手で手繰り寄せるだけ」というシンプル且つ効率の良い結果となりました♬
我々、職員はご利用者の発想には驚かされると共にとても感謝しています!!
その治具の写真を添付しますので、是非ご覧ください!

(面白いYouTubeチャンネルを探しているKでした)
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