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タキオングリームのブログ

グレイゾーン

2020-08-07
 長い梅雨が明けたと思った途端に暑い日が続きます。
 先日、他法人のグループホームの管理者をしている友人から電話がかかってきました。曰く「グループホームに入所しているご利用者さんが、ドラえもんの映画を観に行きたいとおっしゃっているが、“NO”と言わなければならなかった」とのこと。このご利用者様、ドラえもんが大好きで、毎年夏に公開される映画は欠かさず映画館に観に行っているそうで、今回の公開も本当に楽しみにしていたそうです。しかしながら、コロナウィルス感染拡大の状況、他の9名のグループホームのご利用者様のこと、法人の方針などから、「いってらっしゃい」とは言えなかったとのこと、「とても心苦しい」と友人は言います。
 今回のコロナウィルス感染拡大では、上記のような件はたくさんあります。当事業所でも感染防止の観点から食事の席を決めさせていただいたり、作業室のレイアウトを変更し、時には席の移動をお願いしたりと、たくさんのことをご利用者様に強いてしまっています。
 テーマのグレイゾーンとはその名の通り、白でも黒でもない曖昧な状態のことです。つまり、人権侵害と断言することはできないけれど、見方によっては、ご利用者様の生活において人権侵害になり得るのではないかと感じる支援のことです。私たち支援者は、その支援が実施されている目的や経緯、何を目指しているのかを、ご利用者様がわかるように説明する責務があります。しかしながら、「わかるように説明できないこと」は意外に多いものです。「仕方がない」と諦めたり、「ずっとそうしているから」「当たり前だから」と説明しようという気持ちをなくしてしまったら、それは権利侵害の始まりなのだと思います。「おかしいな?」に気づき、うまく説明できないことを悔しいと思いながらも謙虚に受け止め、考え続けることが私たち支援者の使命だと改めて考えさせられました。
 コロナウィルスの感染拡大が収束し、観たい映画を「いってらっしゃい」と心から言える日が、1日も早く戻ってくるよう、祈るばかりです。
 
(職員Mでした)
                

防災備蓄を補充しました

2020-07-30
まだ梅雨明けせず、蒸し暑い日が続いていますが、皆様お元気でしょうか。
 
タキオングリームでは、三密に十分注意をしながら御利用者の皆さんと一緒に作業を行っています。引き続き、下請け作業も多く入ってきており、「今日中に終わらせるにはどうしたらいいかな?」など、一緒に考えながら作業を行っています。4月5月には感じられなかった活気を感じる毎日です。
 
さて、最近、新しい防災備蓄(水・食料)を補充しました。タキオングリームでは、災害時に向けて3日分の防災備蓄を準備しています。また9月には避難訓練も実施予定です。このコロナウィルス流行下の中、何もないことが一番ですが、災害はいつ発生するかわかりません。災害が起きても落ち着いて行動できるよう、職員一同、準備をしてまいります。
 
(職員Iでした)
                

ウィッグ作業に取り組んでいます

2020-07-22
緊急事態宣言の解除に伴い、作業の方も6月から徐々に通常の量が戻ってきました。
 
タキオングリームでは、女性用ウィッグのリセット作業を行っています。
作業内容は、サンプルとして使われたウィッグを洗い、梳かして、再パッケージして出荷します。現在、洗いの作業は入っていませんが、今後取り組んでいく予定です。
全体の作業は複雑な内容ですが、それらを1つ1つの工程に分解し、ライン生産でつなぎ合わせていくことで一連の流れになるように組み立てました。
また、グループ別に作業や目的を区分し、それぞれのグループの特徴(良さや課題)を活かせるように、職員も日々検討しています。
 
作業スキル学習と組み合わせながら、皆さんの技能ややる気が少しでも実際の作業に反映できるように、安心・安全・安定を前提にしながら、これからも取り組んでいきたいと思います。

「良い1日を☺」職員Sより
                

生活学習はじめました

2020-07-01
雨が降り続く日が多くなってきました。しかし、こんなに梅雨らしい梅雨も久しぶりなような気もします。日本らしい四季を感じることができるのも幸せだなぁと感じます。最近、自宅で朝顔と小さい向日葵と紫蘇とハエトリグサの栽培を始めました。雨でも植物が元気に育っていると、一層梅雨も楽しく感じています。
 
さて、緊急事態宣言も解除され、出勤される方が少しずつ増えてきました。グリームでは、6月より「生活学習」を開始しました。生活学習は、掃除や物の整理、ゴミの分別など、生活に必要なことを学ぶ学習です。6月は「机の拭き方」をテーマに実施しました。
 
掃除と聞くと「得意!」と胸を張って答えてくれる方や、「苦手…」など顔をしかめる方など、いろんなリアクションが返ってきました。もちろん、まじめに机を拭くだけではつまらないので、机にテープで線を引いて、色水を垂らし、きれいに拭きとりながら進むゲームをしてみました。机を拭くときのルール「端から端に雑巾を動かす」「まっすぐ拭く」ことを練習です。結果、皆さん、とても上手に拭くことが出来ました。毎日夕方の掃除で、早速、実践されている方もいました!
 
次回は物品管理(必要な作業用品・日用品の補充)について行う予定です。引き続き、生活学習では、皆さんが楽しみながら生活に必要なことを学べるように考えていきたいと思います。
 
                  (職員Iでした)
 

作業スキル学習が始まりました

2020-06-17
 
 今年もまた梅雨の季節を迎えましたが、皆様どうお過ごしですか。
さて、約1か月半の自粛生活が明け出勤される方も増えてきたところで、4月より予定しておりました色々な活動をようやく始めることができました。その活動の中の1つ、「作業スキル学習」についてお話ししたいと思います。
 
 タキオングリームでは、皆様の「はたらく生活」を支援するため、4つの柱(「くらす」「はたらく」「学ぶ・楽しむ」「かかわる」)を据えて活動を提供しています。「作業スキル学習」とは、4つの柱の1つ「はたらく」に関する活動です。
 
 「はたらく」の中で、中心になるのはもちろん、実践としての「仕事」です(グリームでいうところのウィッグ作業やコイル作業にあたります)。
実践としての仕事では、効率化を図り生産性を上げ、そしてそれを売り上げ(工賃)に反映させなければ、事業として継続することはできません。そのため、数字を上げることは仕事において1つの大事な目標となります。
 
 しかし、高い数値目標は、「いい仕事」がベースにあってこその数字です。
「いい仕事」とは、その人にとっての学びであったり、成長であったり、喜びであったりと、自身が価値を感じられるものでなければならないと思います。「数字を上げること」ではなく、「いい仕事をして数字を上げること」を目的に進んでいきたいと思っています。
 
 実践としての仕事の中でも、もちろん多くのことを学ぶことができます。しかし、効率や生産性を考えていく中で、作業提供だけではその価値を見出すことが難しい側面もあります。それは、もっと根本的な問題である「私たちはなぜ働くのか」という疑問にこたえることです。このような問いについて、一緒に考えていく時間が「作業スキル学習」です。去年1年間実施した「はたらく」に関するプログラムであるグループワークが「知る(わかった!)」の学習機会であれば、「作業スキル学習」は「できる(できた!)」の学習機会です。今年も1年(もう1年ないですが…)、みなさんの「私たちは何で働くのか」の問いについてじっくりと向き合う時間になれば幸いです。この活動を通して、私も皆さんと共に自問していきたいと思っています。
 
「よい1日を!」職員Sより☺
 
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