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タキオングリームのブログ

防災訓練を実施しました

2020-09-25
先日グリームでは、防災訓練を実施しました。
9月は『防災月間』であることをご存知でしょうか?大正12年9月1日関東大震災が発生し、その大惨事を忘れないため、 また、この時期は台風の被害が多い時期であることから防災月間となったようです。
 
今回の実施した防災訓練は、非常用持ち出し袋の中身は何が入っているのか講義形式で学習し、持ち出し袋の中身や道具の使い方を確認したり、非常食を作って試食をするなど、盛り沢山な時間となりました。ご利用者様は、非常食の試食を楽しみにしており、振り返りでは「羊羹が一番美味しかったです!」「五目御飯の味がいい!」「他の物も食べてみたい」と感想を書き発表してくれました。食べたことだけではなく、防災に対しての意識も強まったようで、これからの災害に備えて自宅で非常用持ち出し袋を準備しますとの声も聞かれました。いつ災害が起きるか分からない状況のなか、少しでも皆さんの役に立てるような講義を実施することができ、良かったなと思えた時間でした。
 
非常食の羊羹が一番美味しいと思ったAでした!

失敗する権利~愚行権~

2020-09-17
 先日、障害者支援センター主催の人権擁護研修に行ってきました。そこで、積極的人権擁護という視点で、意思決定支援のお話がありました。
 意思決定支援の基本原則の1つに「職員等の価値観においては不合理と思われる決定でも、他者の権利を侵害しないのであれば、その選択を尊重するよう努める姿勢が求められる」(障害福祉サービス等の提供に係る意思決定支援ガイドラインより)というものがあります。法律用語では「愚行権保障」と言うそうで、たとえ他の人から「愚かでつむじ曲りの過ちだ」と評価・判断される行為であっても、個人の領域に関する限り誰にも邪魔されない自由のことを言います。障害を持っていても、失敗をする権利があるといったところでしょうか。
 
この話を聞いて、私がデンマークの全寮制の学校(障害者が自分でヘルパーさんを雇い、そのヘルパーさんもその学校で一緒に生活し学ぶ場所でした。)に在籍させてもらった時のことを思い出しました。高校を卒業したばかりの脳性麻痺で麻痺の強い男性が、かわいらしい若い女性ばかり3名をヘルパーに選んだのです。当然、そのセメスター(学期・半年間)は、いろいろな場面で苦労していました。その男性は次のセメスターで筋肉隆々の男性ヘルパーを雇ったのです。この時、「あぁ、こうやって学んでいくんだな」と思ったものです。
 
もちろん、私たち支援者には安全配慮義務というものもあり、愚行権とバランスを取ることは必要です。しかしながら、何でもかんでも「失敗させないこと」を重視して判断してしまわずに、愚行権の保障を常に頭に入れて支援をしていくことが大切だと改めて感じました。
 私たちも失敗を繰り返してできるようになったこともたくさんありますし、他者の意見を聞かずに断固としてしてやってみたこともたくさんありますよね。障害があろうとなかろうと、それが当たり前なんだと思います。
(Mでした)

自立支援協議会

2020-09-07
今回は自立支援協議会についてお話ししたいと思います。
自立支援協議会は、関係機関、関係団体及び障害者等の福祉、医療、教育又は雇用に関連する職務に従事する者その他関係者が相互の連絡を図ることにより、地域における障害者等への支援体制に関する課題について情報を共有し、関係機関等の連携の緊密化を図るとともに、地域の実情に応じた体制の整備について協議を行い、障害者等への支援体制の整備を図ることを目的として設置する機関である(自立支援協議会設置運営要綱より)とされています。
 なにやら難解な文章になってしまいましたが、簡単に言うと、障がいがあってもなくても、誰もが自分らしく安心して暮らせる地域づくりを目指して、地域のさまざまな立場の人たちが集まって話し合う会議と言うことになるでしょうか。
 
 横浜市の自立支援協議会は、市域(横浜市)・ブロック域(東部・西部・南部・北部)・区域(旭区・保土ヶ谷区・神奈川区などの各区)の3層構造で実施されています。タキオングリームは所在地が旭区ですので、旭区地域自立支援協議会に参加しています。福祉に関係する様々な職種に携わる人たちが、地域の課題について話し合って解決の方法を検討したり、情報共有をすることで連携しやすい関係を作ったりしています。
 
今回のコロナウィルス感染拡大のような、経験したことのないような緊急事態に遭遇した場合に、迷うことや不安になることはたくさんあります。他の事業所はどうしているのか知りたい、よりよいアイディアがあれば知りたい…などと言うとき、協議会などで普段から他法人の職員と関係づくりができていると、情報を共有しやすくなります。
 
 全体会議の際の「緊急時には平時以上の動きはできない」「平時からの連携が大切である」との司会者の発言が心に残りました。人間が生きていくうえで他者との関係性は必要不可欠です。協議会に限らず、自分とは異なるグループの意見を聞く機会を増やし、できるだけネットワークを拡げていけたらよいと思いました。
(Mでした)

temporary able-bodied person

2020-08-31
 世界中の人々のうち、何らかの障害を持っている人は6人に1人とも言われています。生まれた時から・子ども時代・大人になってから・そして年齢を重ねてから…。障害を持っている人は特別な人ではないのです。
 
辞書で調べると、Temporary able-bodied Personは健常者と訳されていますが、直訳すると「一時的に障害のない身体を持っている人」となります。つまり、「今現在、たまたま障害を持っていない状態にある人」ということになるでしょう。
 
私たちの人生を考えるとき,他者からの支援を必要としないでやっていける時期はそう長くはありません。子どもの時は大人に護られて世話をしてもらわなければ生きていけません。そしてやっと大人になり一人前になったと思ったら、今度は老化が始まります。
 
違いがまるでよくないことのように言われている今の世の中ですが、お互いに違いを尊重しあって生きていける社会を作るためには、違いを認めていくことが必要なのだと思います。分け隔てなく皆が大切にされる社会を創るには、まずは「障害は誰にでも、いつでも起こり得るものであり、全く他人事ではない」という意識を持つことが大切なのではないでしょうか。
(Mでした)

ヒヤリハット

2020-08-25
 
 ヒヤリハットという言葉をご存じですか?ヒヤリハットとは、事故には至らなかったものの、「ヒヤリ(危ない!!)」「ハッ(○○しておかないと事故になるかも!)」とした経験のことです。
 
 1件の重大な事故の前には、29件の軽微な事故があり、その背景には300のヒヤリハットがある(ハインリッヒの法則)と言われています。
ヒヤリハット報告書とはこうした経験を集め、情報共有することで、事故防止につなげるための報告書です。福祉の業界では、今やどこに行っても使われている「ヒヤリハット報告書」ですが、なかなか提出されないのも事実です。
 
 タキオングリームでは、この「ヒヤリハット報告書」に力を入れています。ご利用者様との関わりを振り返ることは、ご利用者様の個々のニーズに合った支援をするためにはとても大切なことだと考えるからです。
「危ない!」と思ったことにしっかり気づき、大きな事故になる前に職員同士でしっかりと話し合い、改善したり、危ないという事実を共有したりすることで、支援の質を向上できればと思っています。
(Mでした)
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